株式取引の一番の目的は、もちろんお金を増やすことです。
お勤め先の給料にも限界があるので、株式取引を始めたいと思っている方も多いです。ですが株には、実は融資に関するメリットもあります。万が一に備えて、あえて株を買っている方も少なくありません。
銀行のローンの主なデメリット
お金が足りない時などは、金融機関からの融資などが検討される事もあります。現に金融機関は、多くのローン商品を提供しているでしょう。自動車を買う為にローンでお金を借りている方も少なくありません。
しかしローン商品は、もちろん審査があります。銀行などは、かなり審査基準は厳しいです。収入の安定性などを厳しく確認されますから、審査落ちになってしまう事も多々あります。
それと銀行ローンの場合は、融資に時間がかかってしまう事も多いです。確かに銀行ローンは、金利は比較的低めになっていますが、どうしても時間がかかります。
株式担保ローンの主なメリット
ところで株式取引していれば、もちろん株券も保有する事になるのです。実はそれを担保に入れて、お金を借りる事もできます。いわゆる株式担保ローンです。
株式担保ローンには色々なメリットがあって、まず審査は比較的通りやすいです。担保ローンの場合、本人の収入はあまり重視されません。株を担保に入れる都合上、株券を保有していれば比較的簡単にお金を借りる事ができます。
また株式担保の場合、融資も比較的スピーディーです。銀行のように数日ほどかかる訳ではなく、多くの担保ローンは翌日には融資を行ってくれます。急ぎでお金が必要な時は、とても助かります。
万が一返済に遅れた時はどうなるか
ただローンでお金を借りた時は、もちろん返済に滞る可能性もあるでしょう。やはり滞納は注意を要します。
滞納になった場合は、もちろん株券が売却される事になるのです。ですから滞納にならないよう、十分注意する必要があります。もっとも、返済に注意する必要があるのは、通常のローンも同じです。
担保商品の種類も多い
このように株式取引は、実は担保として活用する事も可能なのです。
他の投資商品の場合、それは少々難しいです。例えばFXの場合は外貨を調達する事になりますが、それを担保として活用できる金融商品は、殆ど見かけません。
それに対して株式取引の場合は、担保の商品も比較的多いです。
ですから将来的にお金を借りる可能性があり、なおかつ資産運用を検討しているなら、株式取引はおすすめです。