FXを副業でやっている方々の間で、アノマリー的に今週はトレードをやめておこうというトレード仲間の間でLINEをされる方が多いです。
FXのアノマリーとは、経済環境や理屈では説明が出来ませんが、ある現象が多く起こることです。今週は急落のリスクが高いから静観しておこう、無理してトレードをするのはやめておこうと判断される方々が多いです。
日ごと、月ごとのアノマリーを公表している有名ブロガーさんもいます。

アノマリーで有名なのは、8月の急落です。ロングポジションは一旦決済しておいて、急落後に拾いなおそうという考え方があります。
そして、年末のアノマリーも有名です。12月20日から24日にかけてはトレンドが発生しにくく、逆バリが有利だとされています。トレンドが発生しにくいのだから1時間足や15分足で一方向に行きそうなチャートの形になれば、逆にはるのは理にかなっています。

アノマリーについての注意点は、必ずそうなるという訳ではない点です。
相場に熱中しすぎますと、あたかも必ずそうなると思い込んでるかのように大きな枚数でエントリーしがちです。

過去に突然機能しなくなったアノマリーも数多くあります。疑う気持ちはとても大切で、その気持ちが評判の良い投資の自動化ツールや、コピートレードなどの情報商材詐欺に引っかかる事を未然に防ぐことにつながります。もしも、返金に応じなければ全国銀行協会や弁護士に速やかに相談しましょう。クレジットカードで支払ったのなら、チャージバックなどの対応を早急に取りましょう。

アノマリーではありませんが、年末年始の相場は特徴があります。
大晦日に近づくにつれて我々日本人は相場もほどほどにしようと思いがちですし、相場をする人は少なくてレートはあまり動かないのではないかと思いがちです。
しかし、海外の人々は年末年始に長期休暇を取るという感覚はなく、至って普通です。それどころか逆に激しく動くことも多いです。
30日31日が平日ならなおさらです。

1月3日は日本人はお正月のイメージに引っ張られて相場も穏やかであると思われがちですが、FXのベテランの方々には、2019年1月3日のフラッシュクラッシュという暴落が記憶に新しいと思います。

お盆の時期の急落といい、お正月の暴落といい我々日本人が休んでいる時に相場が荒れることが多いです。LINEや口コミで暴落が来るとか、売りを入れるチャンスではないかという声が多くなると、全く荒れない場合が多く、とても相場は不思議なものです。