バイナリーオプションは、決してノーリスクの商品ではありません。
現に金融会社の公式サイトにも、その点が明示されています。
ただ、オプション取引のリスクは、ある程度限定することはできます。途中売却できるなら、早めに売ってしまう方が良いでしょう。
早めに損を確定しておく
株やFXのセオリーの1つに、損切りがあります。損失が拡大しそうな時は、早めに決済してしまう訳です。一旦は損は確定するものの、被害を最小限に抑えられるメリットがあるからです。
例えばある時にある銘柄に注目してみたところ、株価は3,000円でした。その銘柄は、今後は価格が上昇しそうだと考えたので、とりあえず買い注文しました。
しかし株価は、必ずしも自分の予想通りに動いてくれるとは限りません。予想とは反対方向に動く事も、よくあります。2,900円などに下がってしまう事もあるので、注意が必要です。
2,900円に下がっても、元の3,000円という数字に戻ってくれる可能性も一応あります。しかし2,400や2,600など大きく下がってしまうのも困るので、早めに損切りしておく訳です。実際、その方が損失を抑えられる事も多いです。
損が拡大する前に途中売却
ところでバイナリーオプションには、判定時間はあります。国内業者の場合は、たいてい判定時間は2時間程度になっているのです。たとえ損失が発生していても、判定結果が出るのは2時間後になります。
ところが金融会社によっては、途中売却というシステムを採用していることがあります。たとえ2時間という判定時間が到来していなくても、本人が希望すれば強制的にチケットを売る事ができます。
途中売却すれば、損失の程度を低くする事ができます。後になって損失が拡大するのも困りますし、途中売却が可能な金融会社で取引するなら、早めに損切りする方が良いでしょう。それはオプション取引のセオリーの1つです。
ルールを決めてから取引する
またオプション取引するなら、自分なりのルールも固めておく方が望ましいです。決して行き当たりばったりで取引すべきではありません。
行き当たりばったりで取引すると、どうしても成績が不安定になってしまう傾向があります。利益率も限定されてしまう事が多いです。
それよりは、あらかじめ売買ルールを固めておく方が良いでしょう。ある意味、自分なりの機械的なルールを決めておく訳です。
合理的なルールを決定しておけば、オプション取引の利益率が高まる事も多いです。損失率を低く抑えるためにも、ルールは決めておく方が良いでしょう。